河野悦子と外資コンサルが教えてくれる日本のモノづくりの強み

地味な細かい仕事にもプロ意識を持つ

校閲ガールのドラマを観ていて思うのは、外資コンサルのアナリストの仕事と似ているということです。

特に事実確認。

河野悦子はミスもしますが、一つ一つの仕事を完璧に行い、プロ意識が高いと思います。

コンサルのアナリストもデータを収集して、事実を確認します。細かいことも一つ一つ確認して、丁寧にパワポの資料に落とし込みます。細かい作業でもプロ意識が問われる点が似ています。

なぜ資料の細部にこだわるか

コンサルタントにとっては、「パワポが商品だから細かい点までこだわる」とよく聞きます。

もう少し深堀りをすると、聞き手の集中力を、伝えたいことに100%注いでもらうためだと思います。伝えたいことをわかってもらい、クライアントを動かして初めて価値が生まれます。

文言がわかりにくいと集中が途切れる。

レイアウトが崩れていると、中身の質が低いのではと疑ってしまい集中が途切れる。

データの数値に誤りがあると、すべてに信頼ができなくなる。

 

このように、地味ではありますが、非常に大切なことなのです。

モノづくりもこだわりが大事

「神は細部に宿る」とモノづくりの世界ではよく言います。

河野悦子も、女性ファッション雑誌「Lassy」の愛読者で、隅から隅まで読んでると言っていました。だから、効率を重視する編集部に細かい部分までこだわるべきだと主張しました。

大企業だとあるあるな場面ですね。

客観的に証明しにくいことを他人に主張して、説得して腹落ちしてもらうのは非常に難しいことです。

だから、どうしても「証明できなかったり、言葉で説明できなかったりするけど正しい気がすること」は効率の観点で捨てられてしまいます。

細部へのこだわりは日本の強みだ

でも、日本のモノづくりが世界で競争力を持っている理由は、

職人の「一見合理性のなさそうなこだわり」ではないでしょうか。

スティーブ・ジョブズが誰も見ないようなPCの中身のパーツの配列を揃えろと言ったような、「変態的なこだわり」が圧倒的な支持を集める商品を作ることがあります。

日本人は、合理的思考が強みではないので、意味分からない変態的なこだわりでモノづくりを行い、それをアメリカ人や中国人に売ってもらうという立ち位置がいいのではと思います。

以上です。

お粗末さまでした。