B2B2Cメディアは広告宣伝費を奪っている

インターネット・サービスは構造が似通っている?

と思って、成長しているインターネットのサービスを調べていると共通点が浮かび上がってきました。

消費者課金と法人課金で言うと後者が多いです。

消費者をメディアに集めて、法人に渡してお金をもらう。

情報の非対称性をコンテンツで解決して、消費者と法人をマッチングする。

さらに細かく2種類のタイプに分けられます。

  1. 特定の取引を規定するプラットフォーム(ホットペッパー・弁護士ドットコム・楽天市場など)
  2. 特定の取引を規定せず人を渡す広告メディア(MERY・ヤフー・クックパッドなど)

収益化に絞って見てみる

法人課金のビジネスの収益化に絞ってみました。

まず、どの予算をとっているかです。以下2つでした。

  1. 広告宣伝費
  2. 採用費

なぜなら、法人課金で消費者(=労働者)が絡むのは上記2つだけだからです。

そして、売上規模が大きくなっているのは広告宣伝費のほうが多いです。

業種一覧表×広告宣伝費で網羅的に調べてみましたが、ほぼ全ての領域にプレイヤーがいます。

■業種
https://www.chukei-news.co.jp/publication/chubunenkan-regist/type.pdf

こういったことを調べた上で起業家の方々に意見をもらっていると、

  • 事業領域を決める段階でマネタイズから考えたほうがいい
  • 隙間なんてないので、自分が他人よりこだわりを強く持っている領域でやったほうがいい

と。

問題を見つける→解決策を探す→解決策の問題を見つけるというプロセスで事業機会を探しているのですが、解決策の問題を見つけるには、自分が変態的にこだわりをもってないと難しいです。

だからこそ、顧客として原体験があることを選ぶ必要があります。

また、どの領域も2,3の企業は上場やバイアウトできるので、1位が強くても2位か3位に勝てると思ったら参入すべきということ。

医療・介護領域に思うこと

医療・介護の場所選びのB2B2Cメディアは目立って成長していないですよね。

いくつかある口コミサイトもほとんど投稿がなくて信憑性もありません。

これって広告宣伝費がとれなくて儲からないからですね。

エス・エム・エスは、国内の75%ほどの売上が人材紹介(採用費)です。

エムスリーは、主に製薬メーカーの広告宣伝費(MR君)・研究開発費(治験君)・消費者課金(AskDoctors)です。キャリア、電子カルテおよびQOL君なども集客のサービスではありません。

病院は集客に困ってなくて、ヒト不足などのオペレーションに困っているのでしょう。

最近行った病院全てで1時間以上待たされましたし、激混みでした。しかも忙しそうで医師が全然こっちの話聞いてくれなくて切なかった。。

それはいいとして、採用費をとるにも、キャリア・コンサルタントが必要で重たいですし、オペレーション改善は深く入り込まないとサービス開発できないでしょう。重たい資産を抱えず気軽に参入できる領域ではなさそうです。だからこそ楠木教授の言うDeNAのようなOpportunity企業は参入してきません。

僕の尊敬する企業RIZAPもトレーナー(人)をたくさん抱えていて、採用ビジネスに構造似てますが、逆に参入障壁になっているので良い面もありますね。

僕は領域に腰据えたQuality企業志向なので、人がメインの事業も悪くないと思っています。英会話学校も同じですね。

ところでエムスリーの理念は共感しますし、収益化もしっかりしていて応援したくなりますね。

できるサラリーマンにもっともっと入ってもらって、日本を代表する企業に成長していってほしいですね。そして、決算資料のレイアウトが昔ながらのコンサルっぽくて好感。笑

B2B2Cメディアの成立要件を考えた(けど途中でやめた笑)

どういう領域がマッチングするニーズが強くなるのでしょうか。

条件をてきとうにまとめました。

■マッチング成立要件
├ 選択による結果の重要性(人生において重要か)
├ 選択による結果の変動性(選択肢同士に差がある)
├ 選択に付随するお金と時間の負担の大きさ
├ 選択肢の数
├ 専門性・不確実性が高く判断が困難

これ全く使いみちがないのですが、せっかく途中まで整理したので備忘録として。笑

以上です。