起業する事業領域やビジネスプランの2つの選び方

起業家からの2種類のアドバイス

起業するためにビジネスプランを検討しはじめてから、何度か起業家の方に話を聞きに行った。

事業領域やビジネスプランの選び方について、主に2種類のアドバイスがあった。

  1. 未解決の問題や事業機会を見つけよ(新規性のある事業)
  2. 自分が強みを持つ既存事業を選択せよ(既存事業)

以下にそれらを整理してみた。

起業に興味のある方、スタートアップ転職を考えている方は参考になるかもしれない。

1.新規性のある事業

新規性のある事業とは、ビジネスモデルが確立されていない事業のこと。

顧客の問題を見つけて、解決策をサービスに落とすとこまでは難しくない。

問題は、それを収益化するビジネスモデルをデザインすること。

とはいえ、誰もやっていないこと・方法だと、どんなに調査しても挑戦してみないとわからない。

したがって、やってみるしかないのだ。

では、そんなプランがいくつあある時、どうやって決めたらいいのだろう。

判断基準は、収益化に5~10年以上かかってでもその事業をやりたいか

ビジネスモデルが成立する、という仮説を検証するのにそれだけかけられるか。

ポール・グレアムは自分がほしいものを作れ、というが、そうでないと5年も続けられないだろう。絶対に途中で心が折れる。

こういった事業は利益がでなくても継続する必要があるため、投資家(エクイティ・ファイナンス)が必要になる。

また、自分がビジネスモデルが成立すること、市場が存在すること、を証明した途端に、潤沢なリソースを持つ企業が参入してくる。DMMがオンライン英会話に参入したように。

模倣できない仕組み、模倣してもすぐには追いつけない仕組みをデザインしておくことも重要だ。

ビジネスモデルが成立していないので、勝ち方を誰も知らない。

何が必要なのかもわからない。

スピード感が重要なのは自明だが、人や組織にどんな強みがあればいいかは定かではない。

繰り返すと、結論、新規性のあるビジネスを選ぶには、5年以上利益でなくてもやり続けたいと思うか、想いのある事業かどうかが大事だ。

そういったビジネスモデルが確立していない事業を運営するスタートアップに転職する方は、創業者のバックグラウンドや想い、原体験をしっかりと聞いて、やりきれる人なのか見ると良いのかもしれない。

資金調達している場合、投資家がスクリーニングしているので、少し安心なのだが、ストーリーを上手に語る練習を終えている、という見方もできるので、なんとも言えない。

2.既存事業

既存事業というのは、ビジネスモデルが確立している事業のことだ。

例えば、メディア(広告)、ゲーム、人材紹介、ECなど。

競争のルールは定点で見るとみんなわかっているし、お金になることもわかっているので、マーケットサイズによるが資本を持つ企業が参入している。

ここで重要なのは競争に勝ち抜ける強みを持っているかどうか

そのビジネスモデルで、重要なセンターピンであるプロセスに強いかどうか。

既存事業のメリットは、新規性のある事業と比較して収益化が早い。

だから、5年も10年も耐え続ける必要はない。

短期でお金を稼ぎたい人はこちらが向いている。

何も強みがない人は、既存事業の会社で経験を積む必要があるだろう。

そうでなければ、どうしてもやりたい新規性のある事業を見つけて、5年間を投げうって博打をうつかだ。

  • 5年以上投げ出すほど強い想い
  • 既存事業で競争に勝てる強み

上記のどちらかが起業には必要だと学んだ。

自分はどうするか

ちなみに、自分には前述に該当する想いも、強みもない現実を突きつけられた。

なぜ起業に活きる強みができなかったのかと言うと、大企業にいると上っ面の抽象的な仕事が多く、自分もそれを望んでいたからだ。

起業のゼロイチで活かせるのは、具体的かつ泥臭い実行の仕事だ。

起業に興味があるなら、大企業で上流の仕事や調整業務ばかりやっていたり、コンサルに甘んじていたりするべきでないと思う。大企業にいるような人には人気ないような具体的で泥臭い実行を選ぶべきだし、最低一つの領域には深く深く入り込むべき。

それが自分の反省。

最後に、最近使われ方を観察して楽しんでいるインスタ風に感想を載せてみる。笑
2行目のような自分につっこむパターンがツボだ。笑

# 本当に甘くない世界だ、こりゃ
# そりゃそうでしょうよ
# 時間かかっても諦めない
# 脈略なく思考や葛藤のプロセスを書けるのは、きっと女子にとって優れたUX
# 脈絡のなさが、女子の会話に似てるから

以上。