グルーポンビジネス分析

◆グルーポンビジネスはなぜ流行しているのか?
そこから整理してみる。前提としてグルーポンは広告であると考える。

まずは、広告主側(クーポン提供)のメリットから。

一つは先日の記事で書いたように変動費以上の価格でクーポンを提供すれば広告費を0にできる。
前提として、満席ではなく既存客(クーポンなしで来る客)とのカニバリがないことがある。

2つ目は、リスクゼロだから。
成果報酬型であるため、ディールが成立せず集客できなければ費用は0。

次に顧客側のメリット。

大幅な割引率。これに尽きる。
今までは企業がホットペッパーなどの広告媒体に支払っていた広告費を結果として顧客が負担していた。
それがグルーポンビジネスでは、広告費の大部分が顧客へのメリット提供に使われる。

◆次に、タイトルのサービス業が多く参加する理由だ.

結論としては、平均的にみてサービス業は物販より変動費の割合が小さいため大幅な割引ができる。
したがって、ディールが成立しやすく集客につながりやすいから。

もちろん物販に関しては商品によって粗利率が異なる。
自社開発か仕入れ商品かなどの理由が挙げられる。
仕入れ商品のなかでも掛け率違うし。

他に理由があるような気もするがわかりません。

◆広告主はどんな効果を期待しているのだろうか?

1.リピート(縦)
2.口コミ(横)

前者に対してはネガティブな見方が多い。
確かにリピートはあまり期待できそうもない。

しかし、後者はどうだろう?
安くてサービスが満足のいくものだったら思わずツイッターで呟きたくなるんじゃないだろうか。
別にブログに書いたり、食べログに口コミ書いてもいいが。

別にリピートしなくてもいいんじゃないか。
ただ、サービスが悪いと安くてもマイナスの口コミが発生するリスクはあるかも。

今まで参加した企業はデータをとれてるのだろうか?
クーポン利用者向けの次回割引のクーポンを配布するなどすれば、
リピートのデータはとれると思うが。

◆今後の動向とその課題

結論からいうと、バーゲンハンター御用達のサイトになると思う。
その仮定をおくとリピートはまずない。

したがってポジティブな口コミを作る方法を考えることが重要だと思う。
バーゲンハンターは抽選プレゼントとか好きそうだから、人参ぶら下げてつぶやいてもらうとか。

課題としては、既存客とのカニバリである。
クーポン客は割引をしてるので既存客(クーポンなし)より大幅に利益率が低い。

したがって、クーポン客が来店して席を使用していて満席になるとすると、
利益率の高い既存客を逃すリスクが発生する。

空席が生じる時間帯をデータとって、
クーポンを売ってみるのはありだと思う。
もうやってるとこあるかもしれないけど。

別のサービスではそれを解決してるものはある。

空席がでやすい時間帯のみの時限クーポンで解決できる(イマナラみたいな)。
ただし、グルーポンビジネスといえるのかは微妙だ

※参考
飲食店の売上は以下のように分解される事が多い。
売上 = 席数 × 客席回転率 × 客単価

客席回転率は、客数/席数のことで、
1日の売上なら1つの席あたり1日何人の客にサーブしたかの数字である。

数式は席ベースだ。そして席数は一定だ。
つまり、席数をいかに有効活用するかで売上が変わってくる。

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