生活者インサイトとは何か

定義が曖昧な言葉は聞くたびに気持ち悪い思いをするので、よく本質的な定義を考えるのだが、今日はたまたま「インサイト」がすごく引っかかった。

マーケティング用語は日本語にない言葉かつハイコンテクストすぎて理解しにくいものが多い。例えば、典型的な以下2つのキーワードを自分はシンプルに下記のように認識している。おそらくかなりの背景知識がないと本質的な理解は期待できない。

・ブランディング:見え方の管理
・マーケティング:商品を必要な人に届けること(必要な人に情報が届かない、必要だと伝わらないなどに陥ってしまう障害を取り除いて、商品が届く仕組みを作るという意味)

インサイトは、自分で考えても行き詰まったので、ぐぐってみたら良い記事を見つけた。

マーケティングでいう「インサイト」とはいったい何か?意味は? | Mindbooster!!
https://goo.gl/vVDH9h

インサイトは相手になりきったときのココロの動き

そこで前向きに一歩踏み込んで考えると、私たちが「インサイト」といいたくなるシチュエーションは、②の「in sight」の意味に近いのではないでしょうか?
つまりは、洞察したい相手の視野から得られるその人の気持ちというような意味合いでしょう。

相手の置かれている生活環境への理解と、さらにダイブして得られる景色に深くダイブ=共感して、初めて理解できるいろいろな生活者行動実態とも言えるようなことでしょう。

これからのマーケターには、いろいろな相手にすぐダイブできるような共感力と、常にいろいろな相手の環境を理解するための情報を集めているというような心構えが必要になるんでしょうね。

そう考えると、「役者さん」がもっとも深いインサイトを作れる人種なのかもしれないとか考えてみたりしてます。。。

この定義はものすごく共感した。

憑依俳優*がインサイトを見つける能力が最も高いというのは僕が以前から言っていたことです。ユーザーリサーチをしていて思うのは、どれだけ生活者の情報を得ても、その人の知覚やモノの見方(インサイト)を体感として得られなければ、深い洞察は得られないということ。

エスノグラフィーはそういった憑依アプローチだと思うので、今後は主流になっていくのではないだろうか。インサイトを得るための調査と現状把握をする程度の調査とで、全く違うアプローチをとらなければならないと思う。インサイト・リサーチとユーザー・リサーチと区別して呼ぶべきではと思う。

*役柄になりきるタイプの役者。客観的に分析してつくるタイプもいる。綾野剛や沢尻エリカ等は憑依俳優。

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